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褒めることの本質とは

投稿日:2017年12月4日 更新日:

子どもを褒めることは大切です。
という人と、
褒めてはいけません。
という人がいます。

多くの教師は前者に賛成でしょう。

アドラー心理学を多少なりとも学んでいる人は
後者に賛成かもしれません。

「褒めることは大切です。」
という人の中にも、
言い褒め方と、悪い褒め方というのがあるようです。

褒めることの本質を考えたとき、
前者と後者の共通点が見つかります。

褒めるとき、本当に価値のある褒め方とは何でしょうか。

例えば、足の速い子に対して、
「あなたは足が速くてすごいね。」
これは褒め言葉の一番低いレベルでしょう。

だれもが分かっていることをそのまんま言っているだけです。
これしかできない人は、教育者と胸を張って言えませんよね。
そこら辺のおじさんおばさんでも言えることです。

本当に価値のあるほめ方とは、
その人、またはその周りの人がその価値に気づいていないことを
褒めるということです。

例えば、学級の中で勉強ができないと思われている子に対して、
「〇〇君の今の発言は、みんなが気づかないことを言っていたよね。」
というほめ方をすることで、
周りの子どもたちの、その子への見方が変わるのです。

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心理学用語でいうと
「リフレーミング」です。

リフレーミングとは、
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、
違う枠組みで見ることを指す用語です。

例えば、
この人は「落ち着きがない」という枠組みで捉えられている人に、
この人は「行動力がある」という違う枠組みで見ることです。

「覇気がない」→「落ち着きがある」
「優柔不断だ」→「熟慮ができる」
「頑固だ」→「首尾一貫している」
というように違う枠組みで見るのです。

本当のほめ方とは、
その人が気づいていないこと、
つまりリフレーミングをすることなのだと思います。

リフレーミングができるということは、
その相手よりも、高い抽象度の思考ができるということです。

それは、上から目線ということではなく、
同じ目線で、
広い視野から捉えなおすことができるということです。

「褒める」の本質とは、この「リフレーミング」のことではないかと思います。

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