教育

ルールを守らせる教育

投稿日:2017年12月25日 更新日:

学校にはさまざまなルールがあります。
先生はルールを守らせるためにいろいろ工夫します。

ルールを破ったら罰を与える。
ルールを守ったらご褒美を与える。
ルールを守る大切さを語る。



こうやって学校を卒業した子どもたちは
ルールを守ることが上手になっていきます。

でも社会に出てからは、
ルールを守ることよりも、
ルールを作ることの方が大切です。

それなのに、学校ではルールの作り方を教えません。
なまじ、ルールの作り方について教えると、
学校の秩序が保たれなくなるからでしょう。
学校のルールに疑問を感じたら、
そのルールを変えよう。
自分達でより良いルールを作ろう。
という意識が働くでしょう。

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それは学校としては困るのです。
ただ素直に学校のルールに従う子でいてほしいのです。

「若者の政治離れ」の一端は、
このルール作りを教えない学校教育にも
責任があるのではないでしょうか。

民主主義の社会は、
みんなで社会のルールを作っていくという仕組みです。
今あるルールに不具合があるならば、
それを変えていくのが当たり前のことなのです。

これからさらに時代の動きが加速していく社会の中で、
今あるルールに盲信的に従っていては、
時代の流れに取り残されていきます。

一人ひとりがルール作りに意欲を持って取り組む。
そんな社会を作るために、
学校教育は変わらなければいけないと思います。

そういえば、こんな本もありました。

「ずるい!?なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」青木高夫著

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「ルールを守る」は特に日本の文化の中で美徳とされてきたこととも
関係があるのだろうと思います。



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