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全ての教師に読んでもらいたい本

投稿日:2017年12月9日 更新日:

学校帰りに、行きつけのホテルラウンジで読書。
ラウンジ担当のシンヤさんと、
ちょっとなかよしになってうれしい河村です。

今日読み終わったのは
「子どもの脳を傷つける親たち」友田明美著

教員をやっている人なら、ぜひ読んでほしい本です。

虐待を含めた広い意味での
「マルトリートメント(不適切な養育)」という言葉。
これからの家庭教育問題の重要キーワードとなりそうです。

この本で強調しているのは、
子ども自身が虐待を受けているかどうかはもちろんですが、
それ以外にも、子どもがDVを目撃するなど、
子どもが不適切な養育環境に置かれていることが、
子どもの脳に影響を与えるということです。

直接子どもを殴る蹴るという行為をしなくても、
夫が妻を殴る様子を子どもに見せることが、
脳に悪影響を与えるとして「マルトリートメント」の範疇に入るのです。

直接殴る蹴るといったDV(ドメスティックバイオレンス)だけでなく、
夫婦げんかもマルトリートメントの一つなのです。

・・・・・・・・・・
幼いころ両親の夫婦げんかを見て育った人たちのグループは、
そうでないグループと比べ、IQ(知能指数)と記憶力の平均点が低い
・・・・・・・・・・・

河村家の過去を振り返って、反省しました・・・・。

そして、これが私の最も驚くべき情報でした。

・・・・・・・・・・
さらに驚くことに、両親間の身体的な暴力を目撃したときよりも、
言葉の暴力に接したときの方が、脳へのダメージが大きいことが分かりました。
・・・・・・・・・・・

いかに言葉の力は絶大かということを改めて思い知らされました。
実際に、物理的に脳の特定の部位が委縮するというファクトがあるのです。
これはぜひ知ってほしい情報です。

学校では、言葉遣いをしばしば指導します。

私は、他の先生に比べたら甘い方だと思います。
他の先生がプリプリしていても「まあ、しょうがないやろ。」と思う方なのですが、
言葉遣いについては、結構厳しく指導します。
「今の言い方はよくないから、言い直しなさい。」
といって、よりよい言い方を練習させます。

本を読んで、こんな情報を得ると、
改めて言葉遣いの指導は大切だなと思います。

それと同時に自分の言葉遣いを反省させられます。
子どもたちは教師の言葉遣いにとても敏感です。

そして、いつの間にか教師の口調を真似しています。
子どもたちに真似されても恥ずかしくない言葉遣いを、
しないといけないなと思います。

そしてもう一つ。

・・・・・・・・・・・・・
「叱るのはせいぜい六十秒以内」
・・・・・・・・・・・・・

ネチネチ叱るのは百害あって一利なしですね。

私は、言い分を聴いた後短く言います。
「それは、いけません。」
子どもが反省を示したら、
「分かればよろしい。以上!」

叱られ慣れている子は時々、私の叱り方に、
ポカンとすることもありますが、
子どもは悪さをするものです。
そのぐらいでちょうどいいのかなと思います。

ということで、
この本はおすすめです。

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