教育

ハンドウェービング

投稿日:



脳科学者の
茂木健一郎さんから
聞いたお話です。

研究者として
とても大切な態度。

それは
ハンドウェービングをしない。
といことです。

ハンドウェービングとは
手を波打たさせる仕草。
つまり、
「おいでおいで」
のような仕草です。

研究者が
自分の研究成果や
自分が提唱する理論などに対して
それが正しいことだと思い込んで
結論ありきでデータを集め
自分の理論を
補強しようとする態度。

それが
ハンドウェービングです。

結論ありきで
正しいと思い込んだら
そのあとで集めるデータが
恣意的なものになります。

自分に都合の良い
データばかり採用し、
都合の悪いものは無視する。
または
意図的にそれを握りつぶす。
といったことが
起きてしまいます。

それは研究者としては
あるべき態度ではない。
というわけです。

逆に自分の理論を
テーブルの上に投げて

あたかも他人の物のように
批評する。

「ここがちょっと変だなあ。」
「ここは足りないなあ。」
「ここは言い過ぎかも
 しれないなあ。」
などといじくりまわす。

このような態度こそが
研究者のあるべき姿だ。
と言われていました。

なるほど。
「ハンドウェービング」

これって、
研究者以外の人でも
大切な態度だなと思います。

何かを主張したいとき、
どうしても
その自分の主張に対して
都合のいい情報ばかりを
集めて理論武装しようとします。

反対の情報は無視し
自分が正しいということを
ことさらに強調しようとします。

「それは人間の性だ。」
と言ってしまえば
それまでですが、
そうであるからこそ
気をつける必要があります。

自分が正しいと
言いたいがために
問題の本質を
見誤ってしまっては
元も子もありません。

人は様々な場面で
自分の意見を主張します。

それは
原発賛成・反対といった
国を二分するような
大きな問題から

子どもの教育方針など
という家庭内の問題まで
様々です。

もちろん
自分の考えを主張するのは
とても大切なことです。

しかし、
その主張の仕方に
ハンドウェービングに
なっているところはないかな。

と自省してみる必要が
あると思います。

自分が正しいと
思い込んでいないだろうか?

他の人の意見にも
耳を傾けるべきではないか?

大事な点を
見落としているのではないか?

このような態度こそが
様々な問題をよりよく解決する
糸口なのです。

自分の意見を
テーブルの上に投げて
ああでもないこうでもないと
あたかも
他人の意見であるかのように
批評してみる。

こういう態度を
大切にしたいものです。

私が中学2年生の時に
立てた誓いの言葉を
思い出しました。

立志式で発表したものです。

「広い視野を持ち
 他の意見も尊重する。」

中学2年生の自分は
なかなかいいことを
言っていたな。

と思いました。

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