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恐怖と知識

投稿日:2017年12月7日 更新日:

人は、この世の全ての知識を手に入れることは不可能です。
全ての人は部分情報の世界に生きています。

その部分情報が多ければ多いほど、
恐怖が減ります。

なぜなら、人間は知らないことに恐怖を感じるからです。

例えば、
大昔、人は雷や、日食などの自然現象に恐怖を感じていました。
しかし今では
静電気によるということ、
太陽と月との並び方で起こること、
という情報があるので、さほど恐怖を感じることはありません。

例えば、ヤクザが怖い。
という人がいますが、
ヤクザの友達がいる人は、怖いとは思わないでしょう。
ヤクザとはどんな人たちなのかという情報を知っているからです。

また、夜の山で一晩過ごすのが怖いという人がいます。
夜の山がどんなところか、何に気をつければよいか、
どう対処すればよいかという情報を知っている人は、
平気で一人でキャンプをすることができるのです。

もっと言えば、
ひとりで飛行機に乗って外国に行くのが怖い人もいます。
しかし、たとえ子供でも何度も海外旅行している子は、
何の恐怖も感じずに海外旅行を楽しむことができます。
これも、飛行機について、海外についての情報を知っているからです。

このように、
恐怖を作っているのは情報不足なのです。

情報不足を解消してくれるのが学びです。
人は学ぶことによって、恐怖の領域を少なくしていくことができます。

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以前、人権教育の研修会に出席したとき、
講師の先生の話を聞きながらこう思いました。
「差別を作るのは情報不足だ。
差別を解消するには情報を得ることだ。」
これも、差別の根本が恐怖だと考えれば納得がいきます。

人は何のために学ぶのか?

この問いには、様々な答えがありますが、
その答えの一つに、
「恐怖を克服するため」
というのを入れてもいいなと思います。

学ばない人は、
多くの恐怖に囲まれて暮らしています。

人を思い通りに動かすのに最も手っ取り早いのは、
恐怖を使う方法です。

テレビコマーシャルはあらゆる手を使って、
恐怖をあおり、商品を買わせようとします。

学ばない人は、そんな悪意ある恐怖の仕掛け人に、
いいように操られてしまうのです。

恐怖を克服するためにも、
学びましょう。
恐怖から自由になるために
本を読みましょう。
人と会って、話を聞きましょう。

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