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大声で叱責することがPTSDに

投稿日:2017年12月5日 更新日:

5歳の女の子が、秋祭りの景品の駄菓子を手に取り、
ボランティアの男性に大声で叱責されたことで、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)になってしまったという
ニュースがありました。

http://news.livedoor.com/article/detail/13967266/

私はこのニュースを聞いて、
「やっぱりそうなのか。」
と思いました。

大声で怒鳴る指導をすることは、
教師の力量不足の表れだ。

と師匠から教えてもらってきました。

子どもたちに指導する上で、
さまざまな教師の技術があります。
どうすれば子どもたちに話を聞かせることができるか、
どうすれば、怒鳴らずに静かにさせることができるか。

本当にすごい先生は、ちっとも怒鳴りません。
技術を駆使し、
上手に子どもたちに話を聞かせることができます。

怒鳴るという行為は、
即効性があります。
一瞬で教室が静まり返ります。
技術は必要ありません。
だれでもすぐにできるものです。

これが教師を勘違いさせます。
「俺には力があるんだ。」
「こうすれば子どもたちは言うことを聞く。」

しかし、その行為が子どもを傷つけていることに、
気づかなくなってしまいます。

即効性があり、簡単な、
怒鳴るという方法を多用してしまうのです。

子どもたちが言うことを聞くのは、
先生の言うことに納得いったからではありません。
先生が怒鳴るのが怖いからです。

知らず知らずのうちに恐怖で人をコントロールしています。
そして、さらに悪いことに、
子どもたちに恐怖で人をコントロールする方法を教えてしまっているのです。

先生の言動が悪いお手本として、
子どもたちが学習してしまうのです。

これは、家庭でも同じです。
言葉遣いが乱暴な子、
すぐに友達を殴ってしまう子は、

多くの場合、
家庭でそのような乱暴な言葉遣いをされていたり、
親から殴られたりしている子です。

angry-man-274175_1920.jpg

教師のカリスマ、向山洋一さんは

自分の尊敬する先輩に接するように、子どもたちと接する

と言っています。
この指導方法を尊敬する先輩の前でもできるか。
こう自分に問いかけるとしたら、
怒鳴る指導はできないでしょう。

私たち大人は、恐怖で人をコントロールする方法を
拡大再生産させてはいけません。

PTSDになった子どもの事件は、
20万円の損害賠償が認められたということです。

このような事件がなくなってほしいと思います。

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