コーチング 教育

あれども見えずを問う

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授業の名人と言われる
有田和正先生の
有名な発問があります。

「バスの運転士さんは
 どこを見て運転していますか?」

この発問で子どもたちの
思考が活性化します。
なんとなくボーッと見学していても
この種の思考は働きません。

「バスの運転士さんは
 どんな仕事をしていますか。」
という発問では、
この種の思考は働きません。

的確に問うことで、
見ているようで
見ていなかったものが、
はっきりと、見えてくるのです。

コーチングも同じです。

クライアントさんのお話を聞き、
スコトーマ(心理的盲点)を
外すために問うのです。

ゴールを達成するための方法は
目の前にたくさんあるはずなのです。

クライアントさんには
「あれども見えず」
という状態になっています。

知らず知らずのうちにできてしまった
ブリーフシステム(信念体系)が
「〜ねばならない。」
という枠を作ってしまい、
その外側が見えなくなってしまうのです。

その外側が見えたなら、
ゴールは達成できたも同然です。

答えはもともとクライアントさんの
頭の中にあるのです。

いわゆる「問題行動」を起こした
子どもへの声かけとして、

「本当はどうしたかったの?」
と、問う方法があります。

隠れていた自分の心に、
気づかせてあげる手法です。

心の底の「want to」に
気づかせてあげるのです。

今まで興奮して
暴れまわっていた子どもが
急に落ち着いて、
「ぼくは、〜と思ったんだよ。」
なんて話し始めるのです。

以前、
私がコーチングセッションを
受けたとき、
私は、学校の現状を話し、
問題だと思っている点を
力説しました。

「ここがおかしいんですよ。」
「こういうふうにしたいんですよ。」

そこで、コーチは私に、
次のように問いました。
「学校のゴールってなんですかね?」
「その先生のゴールってなんですかね?」

その問いかけで、
ハッと気づいたのです。
学校の問題点の根っこに。
そして、私が進むべき道が
見えてきたのです。

まさに「あれども見えず」が
見えるようになった瞬間でした。

コーチは「問い」によって
クライアントさんの中にある
「あれども見えず」を
見えるようにしてくれます。

「なんだ、目の前にあったんだ。」

と気づかせてくれます。

それが
スコトーマが外れた瞬間です。

茂木健一郎さんが紹介された
「アハ体験」
とも似ています。

これが快感です。
病みつきになります。

もし、目の前にコーチが
いなかったとしても、
コーチがいると思って、
自分に問いかけてみてください。

「自分は何がしたいんだろう。」
「この場面の自分のゴールは何?」
「あの人のゴールは何だったの?」

「アハ体験」が
できるかもしれませんよ。

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