教育

日大アメフト部問題に思うこと

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日大アメフト問題は、
非常に悲しく、
腹立たしい出来事ですね。

私も教育者の端くれとして
恥ずかしいことだと思っています。

今回の事件は、
もちろん日大の監督・コーチ陣の
責任でもありますが、
同時に、
日本の教育の弱さを露呈したとも
言えると思います。

日本の教育は、
理不尽なことに対して
「NO!」という強さを
育てることができていないのです。

それは、私の経験にもあります。
ある中学校の先生が、
年配の先生の子どもたちへの
理不尽な指導を見て
言った言葉です。

「社会に出たら
 理不尽なことはいっぱいある。
 それを学ぶという点において、
 学校での理不尽な教育は意味がある。」

私は、断固反対しました。

「理不尽な社会を
 正していく力をつけるのが
 教育であるはずではないか。」

と反論したのです。

このことからもわかるように、
教育界の理不尽さは
いまだに残っています。

先生の言うことは絶対。
先輩の言うことは絶対。

こんな体質が
日大アメフト問題を生み出した
遠因になっているのではないでしょうか。

そしてそれは社会にも広がっています。

一般に学校でスポーツを一生懸命やり、
実績を残している学生は、
企業への採用がいいそうです。

それはなぜでしょうか?

学校で、厳しい練習を耐え抜いてきた
忍耐力があるからです。
厳しい指導にも文句を言わず、
ただひたすら、基礎練習を繰り返す。
そんな忍耐力です。

きっと、会社に入ったときにも、
厳しい労働条件に文句を言わず、
ただひたすら与えられた仕事を
こなすことができる。

そう期待されているのです。

「忍耐力」は日本人にとって、
よいイメージを起こさせる言葉ですが、

理不尽さに耐える忍耐力

となれば話は別です。

日大アメフト部監督の
理不尽な指導に耐えることが
忍耐力と言えるのでしょうか。

そうやって、
理不尽な指導に耐えて試合に勝つことが、
選手たちの未来の幸せを作ることに
つながるのでしょうか?

私はそうは思いません。

日本人は
ルールを守るのは得意だが
ルールを作るのは苦手だ。
とも言われています。

現状が理想的な世の中でなければ、
その世の中を変えていく。
新しくルールを作っていく。

そんな力をこそ、
教育によって育てるべき
ではないでしょうか。

教育にしっかりとした
コーチングの理論を導入することで、
それが実現可能なのです。

日大アメフト部の問題は、
多くの人が、日本の教育について
もう一度考え直す契機になると
いいなと思っています。

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