コーチング 教育

過去にフォーカスするのはやめよう

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忘れもしないS君。
児童会長の選挙で
当選したにも関わらず、
「忘れ物が多い子だから。」
という理由で落選にされそうになったS君。

「S君は児童会長にふさわしくない。」
管理職からそんな言葉が出てきて、
耳を疑いました。

職員会議でそんな動議がなされ、
私は断固反対!!
一人で先生方に対して、
自分の思いを説明しました。

結局そのS君は晴れて児童会長に。
先生たちが心配したような問題は
何も起こらず、
一生懸命会長の仕事をやっていました。

この出来事から、
私は大切なことを学びました。

「みんな、過去にとらわれているのだ。」

S君は、
やる気満々で児童会長になろうと
思っているのです。
しかし、
先生たちはS君の過去の言動を評価して、
「児童会長にふさわしくない。」
と判断してしまったのです。

「そんなのひどい。」
「S君がかわいそうだ。」

そう思いますよね。

でも、
先生たちがそう判断してしまうのも
無理もないことなのです。

そもそも、学校という組織が、
子どもの過去を評価する
システムで動いてるからです。

テストの点数。
授業態度。
友達との関わり方。

これらの過去の情報から、
通知表が作られ、
指導要録が作られます。

「これから先、
もっとがんばろうと思っている。」
とか、
「医者になるために、
勉強をしてしている。」
といった、未来への想いは
評価の対象にならないのです。

子どもたちの未来を作る
教育の場において、
未来への展望が評価の対象外だなんて、
ちょっと寂しいと思いませんか?

「じゃあ、どうすればいいの?
それが学校なんだから
 しょうがないじゃない。」

と言われると、
確かにその通りなのですが、
少なくとも、私たちが過去だけを見て
評価してしまっているということに、
気づくことが大切です。

コーチングでは、
「時間は未来から過去へと流れている。」
と考えます。

過去の延長線上に
未来があるのではなく、
私たちが決めた未来が、
時間が経ってやってくる。

そう考えることで、
どんな未来を設定するか?
が重要になってきます。

学校の例で考えると、
その子が
過去にどんな成績をとったか?
よりも、
その子が、
どんな未来を思い描いているか?
の方がはるかに大切なのです。

もちろん、子どもだけでなく、
あなたの未来も自由に設定していいのです。

「過去にこんなことをやってきたから、
 ここまではできるだろう。」
「私にはこういう資格があるから、
 こんなことぐらいはできるだろう。」

その考えが、
過去の延長線上に
未来を設定してしまうのです。
その考えが、
現代の学校のシステムに
のっとった考え方です。

過去は関係ありません。

大切なのは
「何ができるか?」
ではなく、
「何をしたいか?」
なのです。

できることではなくて、
やりたいことを未来に設定しましょう。

人間の脳は、
未来に設定したものを
引き寄せる働きがあるのです。

S君は児童会長になるという
未来を設定したので、
児童会長になるための
情報を引き寄せたのです。

過去にフォーカスしていたら、
過去の延長線上の未来しか来ません。

未来にフォーカスしましょう。
どんな未来が欲しいのか?
それは、あなたが自由に決めていいのです。

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