教育

個性を尊重するには

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昨日、昨年度私の担任していたクラスに、
学習支援員として入ってくれていた人に出会いました。

私が仕事を辞めたことや、
その方の今年の仕事などについて話しましたが、
その際に、私のクラスの印象について話してくれました。

「河村先生のクラスに入るのは、すごく好きだったんです。
 初め入ったときにはちょっとびっくりしました。
 なんだか、他の先生のやり方と違う感じがして。
 でも、だんだん分かってきました。
 河村先生は、型にはめるような指導をしているのではなく、
 子供達のいいところを伸ばそうとしているんだな。
 その子に合わせて指導しているんだなという感じがしました。」

それを聞いてとても嬉しかったです。
これまでに、小学校教育という枠の中で、
私がまさにやろうとしていたことですし、
これから教育をよりよくするために
枠の外から、やりたいと思っていることだからです。

よくお題目のように、
「個性の尊重」
と言われます。

学校教育にありがちな、美辞麗句の一つです。

「個性の尊重」が大切ならば、
「個性の尊重」を保証するシステムが必要なのです。
「個性の尊重」を保証する具体的なカリキュラムです。

この具体的なシステムを考えることなしに、
教員の「心構え」や「資質能力」に頼っているから、
いつまでたっても学校は変われないのです。

現代の学校教育の中で、
「個性の尊重」が大切だと思って、指導すると、
他のシステムとぶつかります。

例えば、
「みんなで揃って挨拶をする」
「みんな同じ進度で勉強を進める」
「みんな同じ時間に同じメニューで同じ量の給食を食べる」

だから、結局「個性の尊重」はお題目で終わってしまうのです。

私にとって、学校・学級は、
「あらかじめ決められたゴールにみんなが合わせるところ」
ではなく、
「それぞれ自分のゴールに向かって学ぶ人が集まるところ」
だと思っています。

もちろん、
「みんなが一つのゴールに向かってがんばったら楽しいよね。」
という体験も意味があることですし、楽しいことですが、

それは、本流ではありません。
卒業したらそれぞれが一人一人自分のゴールに向かって進むのです。
卒業後に全員が同じ方向に進むってことはあり得ませんよね。

現代の学校教育はそこが弱いのです。
一人一人がゴールを設定するのを助け、
そのゴール達成を助けていく。

これがコーチングです。

これからの学校教育には
コーチングの視点を取り入れることが不可欠です。

というようなことをセミナーでお話しします。

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「教育×コーチングセミナー」
日時  4月28日(土)13:30〜15:30
場所  セミナーパーク202号室
    山口県山口市秋穂二島1062
参加費 3,000円
子どもに関わる全ての大人に知ってほしいコーチングの理論
元祖コーチであるルー・タイスの理論を学んだ私が、
夢のかなえかたを教えます。
子どもたちの夢を応援する立場の方に、そして、自分の夢を叶えたい方に、
ぜひコーチングの理論を伝えたいと思います。
小学校教員をやめた経緯など、
私が教育について思っていることなども合わせてお伝えしたいと思います。

申込先
河村大輔 kawadai1978@gmail.com
お名前とメールアドレスを明記の上、お申し込みください。
後ほど振込先の案内メールをお送りします。
※携帯からの方はkawadai1978@gmail.comからのメールを
 受信できるように設定しておいてください。

こちらからもお申し込みできます。
http://kokucheese.com/event/index/515269/
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