コーチング

思い込みから見えなくなっていたもの

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先ほど、初任の年に新採担当をしてくださった先生から電話がありました。

「新聞に載っていた『河村大輔』って大輔くんのこと?
「退職して何するの?」
「思い切ったねえ。」

お世話になった先生からの電話は嬉しかったです。
ずっと気にかけてくれていたのだなと。

「それにしても、いるんだねえ。そういう夢を追いかける人。
 聞いたことはあったけど、身近な人がそういう道に進むなんて。」

その話を聞いて、「そう言えば・・・。」と思ったことがありました。
私はこう答えました。

「教師を辞めると決めてから、僕の周りには仕事を辞めた人が急に増えてきたのです。
 だから辞めるってことが、特別なことじゃなくて、普通なことのように感じます。」

確かに、「僕もやめたよ。」という人が一気にふえたのです。
新しく出会った人がことごとく、「私も、3年前に公務員を辞めてね・・・。」
などと、転職経験を話してくれるのです。

そして、その人たちが一様に、異口同音に、

「辞めて良かったよ。」

というのです。

これが、コーチングの理論で言う「スコトーマ」なのだなと思います。

スコトーマとは心理的盲点のことです。

例えば、
妻が妊娠したら、夫は街に妊婦が溢れていることを知る。
とか、
知り合いがBMWを買ったとたんに、「最近、BMWが増えたよね。」と言う。
など、

今までも確かに存在していたのに、それが見えていなかった。
そして、その盲点が外れたとたんに、それが見えるようになった。
ということが起きます。

私にとって、
「仕事を辞めて新しい仕事をしている多くの人」
がスコトーマにより見えていなかったのです。
「一つの仕事を一生をかけてやり続けるものだ。」
という思い込みがそれを見えなくしていたのです。

多分、私に電話をかけてくださった新採担当の先生も、
きっと私が退職したことで、スコトーマが外れるだろうと思います。

人が見ている世界は、その人の脳がが見せている世界です。
その人が長い間インプットしてきた情報をもとに、
目の前の世界にフィルターをかけて見ているということです。

コーチングを受けることで、
その人のゴール達成を阻害するスコトーマを
外すことができます。

狭い視野で苦しんでいる人の視野を広げ、
「こういう方法もあるよね。」
ということに気づかせることができます。

人は思い込みのかたまりです。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

幽霊がいると思う人には幽霊が見え、
幽霊なんていないと思う人には、枯れ尾花(ススキ)
にしか見えないのです。

「なんだ、こういうやり方もあるんだ。」

これに気づいてくれる人が増えれば増えるほど、
この世の中がもっともっとよくなると思います。



-コーチング

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