コーチング 教育

借り物の言葉

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卒業式の式辞、告示、祝辞には、借り物の言葉が並びます。

「かの有名な〜はこう言いました・・・。」

その言葉が本当にその人本人の心からの言葉かどうかは、
すぐにわかります。

「あんなこと言ってるけど、
 日頃そんな気持ちで子どもたちに接してないでしょう。」

という校長先生の言葉。

借り物の言葉は聞いていて気まずくなります。

「みんな、気づいてるよ。借り物の言葉だって。」

という雰囲気になってしまいます。

中には、そんな「お決まりの」名言を言わずに、
自分の言葉で式辞を言われる校長先生もいます。

特に、子どもによく関わっていた校長先生は
決して借り物の言葉を使いません。

自分の生き方や、子どもたちとのエピソードといった、
「具体」をたくさん持っているからです。

一般的な美辞麗句は、上滑りします。
しかし、たくさんの「具体」を持って紡がれる言葉は、
聞く人の心に入っていきます。

たくさんの具体を背に、実感を伴った言葉を選んでいる人と、
一般的な、どこかで伝え聞いたような言葉を選んでいる人では、
話した時の印象が全く違います。

「この人、中身ないな。」
とすぐにバレてしまいます。

私も若い頃、子どもたちの前で何を話したらいいんだろう。
と思いながら、手当たり次第に本を読んでいました。

経験がない自分には、
とにかく本から「借り物の言葉」を見つけるしかなかったのです。

しかし、結果はたかが知れていました。
その「借り物の言葉」には実感が伴っていないのです。
自分の言葉になっていないのです。

たとえ、「借り物の言葉」と同じ言葉だったとしても、
実感が伴った言葉は子どもたちに伝わります。

今年度子どもたちに伝えた言葉、

「夢は叶う 必ず叶う」

どれだけ伝わったかなと思います。

さらにそれが、より「具体」を含んだ厚みのある言葉になるように、
自分の生き方で示していこうと思います。

今、子どもたちに話す、最後の言葉を考えています。
「借り物の言葉」ではない「実感を伴った言葉」を目指します。



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