教育

最終ステージクリア

投稿日:2017年12月26日 更新日:

子どもの心をつかんで離さないゲーム。
最近はゲームの種類も豊富になって
様々なタイプのゲームがあるようですが、
基本的には一定のルール内での挑戦です。

そのルールの範囲内で「最高の達成度」というものがあるはずです。
昔風のゲームで言うと「最終ステージクリア」。
コンプリートって言うことですね。



ゲームをコンプリートしてしまうと、
一気にモチベーションが下がってしまいます。
「もうクリアしたからいいや。」ということですよね。

ある一定の範囲のことをクリアしたらOK。
これって何か似ていませんか。

そう。
学校の勉強です。

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学校の勉強は、教科書が決まっていて
テストはその範囲内から出されます。
教科書の内容をすべてマスターしたらそれで終わり。
最終ステージクリアになってしまいます。

学校の勉強には最終ステージが存在してしまうのです。

子どもたちはその最終ステージをクリアするために、
一生懸命に勉強するのです。

でも、本当の勉強ってそうじゃないですよね。
確かにコンプリートする楽しさもあるでしょうが、
新しいことに挑戦する過程。
今まで知らなかったことが少しずつ分かる過程。

プロセスが楽しいのですよね。

だったら最終ステージを設定することは必要ないのです。
勉強の範囲を設定する必要もないのです。

「学びは青天井」

脳科学者の茂木健一郎さんはそう言っています。

どこまでやっても終わりがない。
やればやるほど次が見えてくる。
ずっとプロセスを楽しめる。
これが本当の勉強ではないでしょうか。

もし最終ステージをクリアしたと言って喜んでいる人がいたら、
もっと面白い次のステージを見せてあげることが大切だと思います。

学びに終わりはないのですから。



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